「まるで……婚約するみたいです」 死して給魔師を守る呪いが解け、未来を手に入れたレイナは、母親から一織を招くよう命じられる。レイナの伴侶に相応しいか確かめたいと。しかし、この会談には隠された目的があった。それはレイナの巫女としての誇りを奪う非情なものだった。 「――ボクは王になるよ――」 一織はレイナを守るため、実力を示し四神獣家の実権を奪おうとする。そのため、一族悲願の『焔神朱雀』降臨に、憑代をレイナとして挑む!! 「武藤一織を愛しています!」 一織を王にするため、レイナは己の恋心を大炎上させ、給魔の巫女として覚醒する!! 甘く切なく、ちょっぴりエッチな魔法バトル第2弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください