「彼方ちゃんの肩周りの曲線、骨張ってない背中の感触、ほっそりした腰回りに、このプリンみたいなお尻……」 「んっ!? なに、揉んでるんですか!」 「彼方ちゃんの男らしさをチェックしてるだけだよぉっ!」 「ひとっつも男らしい表現がありませんでした! 離してくださいっ!」 依の家に招待された彼方と留真。怯える二人をよそに、妙に張り切る幾瀬依(二十四歳)の姿があった。夕ご飯のお買い物に、お風呂の残り湯、パジャマパーティと、賑やかな一日が過ぎていく。そんな中、今まで見たことのないような、新たなノイズの噂がささやかれ始める……。 人気の魔法少女コメディ、いよいよ新章スタートの第9弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください