「もしも再会した時、あなたが世界を憎んでいなかったら? 誰かを愛し、誰かに愛されていたら? わたくしはどうしたらいいでしょう?」 「もし私が絶望の歌を口ずさんでいないとしたら――きっと君は私の敵」 人間の生命エネルギィを原動力として動く人型機動兵器<メロディ>、それは人の心と命を使いつぶす。アギス軍、サムリエ軍の双方から追われる身となったクッキィとレイは、合流したブラッドとともに新品のメロディを狙う。そこに超大型爆撃機とともに現れる新しいフラン。そしてフランたちのリーダーであるシオン・ハーツまでもが姿を現し、クッキィにある誘いをかける。疾走する空戦と恋の旋律、第2弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください