季節が巡って、琥太郎たちの住む町にも秋が訪れていた。昔遊んだ公園で、幼なじみとちょっぴり思い出にひたってみたり、中間考査があったり、大人ベルさんに迫られたり、不良の先輩に絡まれたりと、それはいたって普通の日常で――。「……ぽっ、であります、であります」 「ど、どしたの、急にほっぺ赤くして」 「コタロー殿とベルもカップルに見えているでありますか、見えているでありますか」 「それはないんじゃないかな……」 「厳しい現実であります……厳しい現実であります……」 そして学校祭では、とうとう琥太郎が男の子の格好を――!? 可愛いメイドロボのベルテインと琥太郎のハートフルゆるふわストーリー第3弾。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください