あらすじ出版社に入れず銀座の紙の代理店に入社した神井航樹は、無理解な上司に睨まれ、先輩や取引先の「鬼」部長に揉まれつつ、本は紙でできていることを胸に品薄な用紙の確保に奔走する。社会の荒波に飛び込み、一歩一歩夢へと近づいていく若者の仕事と恋を描く、すべての働く人々に贈る感動の人間ドラマ。『銀座の紙ひこうき』改題。