★指揮者 大友直人、初の著書!
小澤征爾に胸ぐらをつかまれ、バーンスタインに日本のオケを嘲笑された若き日のこと。
世界に背を向け、日本で活動し続けた理由、クラシックは興行であるという原点に立ち返る意味を自問自答し続けた日々を、余すことなく書ききった。
音楽とは何かクラシックとはなにか、指揮者とはなにかを突き詰めた渾身の書下ろし。
「なにが、世界だ! なにが、芸術だ!
いまこの目の前の観客に感動を与えられなくて、なんの公演なのだろう。
興行としての原点を忘れたから、クラシックは魅力を失ったのではないか……。」
■第一章 「音楽家を目指す」
と宣言する
■第二章 「世界」がなんだ!
主戦場は日本と決める
■第三章 躍る沖縄市民
琉球で考えたこと
■第四章 子どもたちを育てる
■第五章 クラシックだけじゃない
音楽の魅力
■第六章 これからのクラシック