令和生まれの子供たちが大人になる頃、
日本は、世界はどうなっているのだろう?
そんな近未来予測に役立つのが、人口動態だ。
◆世界は人口爆発が収まり、高齢化が進む
◆人口が大きく増えるのはインド、ナイジェリア、インドネシア等
◆先進国では、アメリカだけが人口を維持
上記のような変化により、各国のパワーバランスはどう変わるのか?
少子高齢化著しい「課題先進国・日本」の対応策は?
地政学的・歴史的な視点をまじえて、徹底検証する。
(『中央公論』2020年1月号特集の電子化)
(目次より)
●【プロローグ】
地球の「未来年表」
河合雅司
(聞き手・漫画)辛酸なめ子
●【世界編】
対談
米国が中国を再逆転、ネクスト大国が台頭
新たなる「大国の興亡」は人口動態から展望できる
宮家邦彦×神保 謙
●【日本編】
対談
このままでは女性の海外流出が始まる!
イノベーションの力で地方消滅の危機を救え
増田寛也×吉川 洋
●近代日本人口政策の失敗学
牧野邦昭
●元官房副長官が振り返る「一・五七ショック」
日本はなぜ少子化問題で後手に回ってしまったのか
古川貞二郎
●【ブックガイド】
少子化という「人災」を乗り越えるための10冊
出口治明