大学入試への民間試験導入、小学校での本格授業開始……。いま、日本の英語教育は大きく変わりつつある。学校英語のスピーキング重視が進めば、日本人は英語ペラペラになれるのだろうか。そもそも、これまでの英語教育は失敗だったのだろうか?
(『中央公論』2019年8月号特集の電子化です)
(目次より)
●対談
発音は小学校、文法は中学校、読解は高校で
黒船以来の英語コンプレックスを克服する授業はこれだ!
鳥飼玖美子×齋藤 孝
●入試改革・四技能看板に異議あり
ぺらぺら信仰がしゃべれない日本人を作る
阿部公彦
●「グローバル化で英語ニーズ増加」の虚実
寺沢拓敬
●ルポ
使わなくてすむ時代は過ぎ去った
ドメスティック企業、語学力アップへの挑戦
曲沼美恵
●対談
73歳でくぐった大学の門、60歳で単身挑んだメキシコ
語学は“六十の手習い”こそ面白い
萩本欽一×青山 南