“ロディオドライブ・ゲート”と呼ばれる小さな銃撃戦から、米中関係は一気に緊迫化した。外交的な報復合戦が行われ、米中両国に多大な犠牲者が出る。一方、日本は南アジア条約機構による合同パトロールに参加していたが、南沙海域でフィリピン海軍の哨戒艦が中国が築いた基地を容赦なく破壊するのを止められず、日中関係にも緊張が走った。その頃、元「サイレント・コア」部隊の司馬光二佐は、米国からの要請を受け、戦いを終わらせるために動きはじめたが、中国が極秘裏に進める、ある計画には気付かずにいた。それは、大戦中に日本がアメリカに行った作戦で……。大反響シリーズ第二弾登場!