あらすじ公弘の前から忽然と姿を消した閻魔。公弘は解放されて清々した気分と、諦めの良さに物足りない気分の両方を感じながら、日常生活に戻っていく。そこに弟分の猛から、親友・樹がおかしいと相談を受ける。樹の亡父が帰ってきたというのだ。生きているとは到底思えぬ姿で。亡者の蘇りが自分に関係すると直感した公弘は、二人を巻き込まないよう策を練るが……。不思議で切ないファンタジック・ホラー第2弾。