プライツィヒ高校では学園祭において、二年生は演劇をおこなうこととされている。二年A組に在席するヴァンツァーは裏方を志望するも、クラス全員の反対にあい主役を務めることに。
ライジャもある人物から課外活動の一環で、舞台に出演を、と熱心に誘われ困惑する。
レティシアに至っては大学のセミナーの仲間たちがノリノリで芝居を企画、なんと『かわいそうな孤児』の役を演じる羽目に。だが、独特すぎる過去を持つレティシアには「自殺しようとする少年(レティシア視点による)」がなぜかわいそうなのか皆目理解できない。
一方、ジンジャーも少々悩むことがおき、インストラクターとしてジャスミンとケリーを引っ張り出した。かつて、映画撮影と偽り、黒玉(ジャスミン視点による)を吹っ飛ばした際の映画監督が関わる案件だった。
ジャスミンはルウもリィもシェラも誘い出し、プロの演技者に用事のできたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーがつどうことになる。