身分違いの恋は、きっと一生変わらない。
18歳のミアは、両親が仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をした。
初めてキスを交わした夜、彼の母親に見つかり、“使用人の娘のくせに”と激怒され、親をくびにすると脅されて、彼女は逃げるように屋敷を飛びだした。
あれから7年。こんな形で彼と再会することになるなんて。
ミアの会社が取りしきる結婚披露宴に、カルロスが出席したのだ。
「ミア! ミアなのか?」彼が驚きのまなざしで見つめている。
全身が炎のように熱くなり、ミアの封印した恋が息を吹き返した。
だがその直後、またしても彼の母親からひどい侮辱を受け、カルロスに婚約者がいることを聞かされて……。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。