「甘いケーキはフォークに喰われるためにあるんだよ」
年下ドS御曹司×不憫な庶民リーマン、上流階級ケーキバース
『ケーキ』と『フォーク』という特異体質を持つ人間が存在する世界。容姿・能力等に秀でた『フォーク』には、後天的に味覚を失うという欠点がある。
そんな『フォーク』が唯一味覚を感じるのは、『ケーキ』の体液で…。
傾いた実家を立て直すため、社交界に潜り込んだ越智ひろと。
そこで出会ったクールなイケメン御曹司・帝釈 出が、誤ってひろとのワイングラスを飲んでしまいーー「お前…『ケーキ』だろ」とキスをされ!?
『フォーク』である彼に身体を貪られると、怖くてたまらないのに、同時におかしくなるくらい気持ちよくて…!
※この作品は「Tulle vol.32」に収録されています。重複購入にご注意ください。