父親が有名映画監督で、世間知らずな箱入り娘・佐中アリサ。 手の届かない存在の彼女を、ただの同級生である俺、黒澤雪人が“拾って”、姉と二人暮らしの家で過ごすことになった理由は。 「家出してきたの。わたし、黒澤くんになら拾われてもいいかも」 何故か姉までノリノリで、犬耳メイド服を着させる始末。 そして始まった彼女との日々・・・・・・。朝は起こしてくれて、家事もやってくれ、俺が選んだ水着で川遊びに行って、夜はパジャマ姿で膝枕。 「ご褒美のなでなでは絶対だよ! ご主人様?」 学校では“高嶺の花”、家では“俺にだけ撫でられたがる犬耳少女”。 そんな彼女との、溶けそうなくらい甘い同居ラブコメ。