銀狼国の王城で働くトリンティアは、ある日癒しの力を見出され、冷酷な新皇帝ウォルフレッドに仕えることに!彼は銀狼の血ゆえに、眠りを妨げる苦痛に苛まれているという。常にそばに侍り、夜は抱き枕になって癒せと言われるが!? 「わたしのそばから離れるな」って――お仕事とわかっていても陛下が甘すぎて心臓が保ちません! そんな中、反皇帝派の陰謀も動き出して・・・・・・? 甘く切なくじれったい、身分差恋愛譚!【電子特典付き】綾束乙先生書き下ろしショートストーリー『トリンティアの刺繍の行方』を収録。『天哮の儀』の翌日。すぐに無理をするトリンティアのことがウォルフレッドは気になって仕方がないようで・・・・・・?本編後のあまあまショートストーリーをお楽しみいただけます。