ある日、俺は夜の公園で、異形の怪物と傷を負った妹・すずめを目撃した。怪物は異世界の魔法使いによって作られたもので、すずめは魔法少女として怪物と戦っていたのだという。 状況は飲み込みきれないが、妹が危険な目に遭っているのは見過ごせない。それに"魔法"なんて興味深い単語を聞いて黙っていられるわけもない。だって俺は高専生なんだから。「魔法もなしに戦うなんて無謀すぎるよ!!」「なら工学の力を頼るまでだ。『高度に発達した科学は魔法と区別がつかない』って言うだろ?」 パワードスーツによる身体強化、画像解析での索敵。現代工学の叡智は魔法に匹敵する!