“イノシシ肉にあこがれて年間130頭”狩猟免許の取り方から、有害鳥獣駆除デビュー、解体までのすべて
軽いノリから無計画ではじめた狩猟。気がついたらこの世界にどっぷりのめり込んでしまった。
いまでは一丁前に猟師らしく捕獲しているけれど、全然獲れなかったころも狩猟は楽しかった。
動物の痕跡や気配を感じながら山を歩き、試行錯誤しながら獲物を追う。そして、その土地と季節ならではの獲物をいただく。
インドア派で力もない小柄な私が、こんなに狩猟を楽しめるとは思ってもみなかった。これもすべて狩猟を通じて出会ったたくさんの人たちのおかげだと思う。
狩猟に興味はあるけど自分にできるのか……。
そういった人たちの背中を押して、狩猟の現場に立てるところまでをサポートしたい。そんなふうに考えてこの本を書いた。
ゼロからスタートして失敗を繰り返してきた私のつたない経験をもとに、実際にあったこと、感じたことを交じえながら、なるべく細かなところまで書いたつもりだ。
この本を読んで狩猟デビューした皆さんと、いつの日か山でお会いできたらこれほどうれしいことはない。
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