あらすじ釈迦如来が説いた聖典として、浄土経典のなかでもとくに重要視され、法要等でもよく読まれる「浄土三部経」(仏説無量寿経、仏説阿弥陀経、仏説観無量寿経)。 日本の仏教文化に深く浸透しているその重要経典全文を現代語訳。祭事における経典のリズムを重視しつつ、繰り返しの多い言葉の列挙などを詩歌の文体にならって改行を多く加え、章題や小見出しを挿入して経文に区切りを付して読みやすく整理する。「日本の浄土教と文化」にまつわる秀逸なコラムも収録。