買収に危機にある桐原物産の御曹司・桐原忍は、投資を持ちかけてきた外資ファンド代表を見て言葉をなくした。高嶺秀幸――密かに好意を抱きつつも、とある一件で忍の前から姿を消したかつての先輩。しかし、昔の面影もなく冷徹な取引相手として現れた高嶺は、投資の条件として忍が体を差し出すことを要求してきた。何かの罰のように忍の体を蹂躙し、強烈な快楽で翻弄する高嶺。取引だけの関係。なのに、独占欲に似た熱情を滲ませる高嶺の視線に、忍の心は甘く疼き始めて…。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください