ついに幼稚園に入園した峡部聖。独自のトレーニング法と父親からの教えによって陰陽師としてのスキルを磨き、将来のためのコネクションを作る日々を送っていた。ある日、生まれてから一度も会えずにいた祖母と面会することに。優しい祖母は孫たちを歓迎し、母親のルーツを話してくれた。陰から自分たちを支えてくれていたお礼に、聖がお守りを渡すことにする。そして夜。祖母の病室に妖怪の魔の手が忍び寄り――! 誰よりも早く陰陽術を極め、スペシャリストの道を駆けあがれ! 友を助けるため、陰陽師として初仕事へ挑戦することになる第弐巻!!