公爵令嬢、ウィレミナは突然できた義弟・ナイジェルを父の『不義の子』だと思ってきつく当たっていた。次第に義弟を認めていくものの、謝れず数年。義弟が護衛騎士になることになって――「あれがですか?愛あるお叱りにしか思えませんでしたが」「なんですって!」憎まれていたわけではなかったけれど・・・・・・「姉様、可愛らしすぎます」成長した義弟の距離が近すぎでは!?しかも義弟の出自には、王家と関係があるようで――?【電子特典付き】護衛のため、ウィレミナが住む寮の隣室を使用していたナイジェルだが、お風呂上りにウィレミナから部屋を騎士寮へ移動する提案をされ――!?特別書き下ろし短編『義姉の懸案、義弟の思慕』を収録!