「『TiNgS』の本当のグループ名は、『TINGS』。そして残る二人のメンバーは・・・・・・伊藤紅葉と祇園寺雪音だ」 マネージャーとして杏夏、春、理王と絆を深める中で膨らみ続けていた違和感の正体に辿り着いた直輝。 そんな状況を見透かしたかのように、従姉であり社長の優希は、直輝を静かに促す。「君が次にすべきことは分かっているね?」 それは、紅葉と雪音をメンバーに戻し、彼女達を本来の姿にすること。だが、「春、私様と勝負をしろ」 なぜか事態は雪音と春が対決することになってしまい――?『俺好き』の駱駝とブリキが贈る、極上のアイドルエンタメ、第2弾!「ねぇ、春。君ってさ・・・・・・一度も、本気を出してないでしょ?」