疲労に対して対処療法で臨むのはコストパフォーマンスが悪すぎる――いま多くの人に求められるのは、日常の疲れを、日々自分で変えていく能動的なアクションではないでしょうか。そのためには、まず自分の生活に向き合うことが大切です。いま自分が置かれている現状に「慣れる」ことと、「最適化する」ことはまったく違います(「はじめに」より)。必要なのは「自分のために休む」習慣!【目次】はじめに 「休む」優先順位を上げる序章 みんな誰もが疲れている時代 第1章 疲れたから休むのではなく、疲れないように休む第2章 休むことを「習慣」にする第3章 ワーク・ライフ・ブレンド時代に「完全に休む」睡眠を手に入れる第4章 なにもしない習慣の続け方第5章 上手に休めば人生はうまくいくおわりに 異なるトリセツを尊重し合える、豊かな社会へ※第3章対談 穂積桜氏(産業医、精神科医)