「ようやく帰ってきたか」家に帰ってくるなり、少年は見知らぬ少女に出迎えられた。「遅かったではないか」少女は眉をキッと吊り上げた。 名前は、“津門綾羽紬” というらしい。が、どう読めばいいのだろう。 やがて彼女は少年に向かって宣言した。「わたしは今からお前の守護者になる」守護される理由のない少年は、とまどうばかりだったのだが……。それからというもの、彼女曰く “襲撃者” たちが次から次へとやってくるようになった! 5メートル離れると自爆する幼女に、不気味なぬいぐるみを抱える妖しい魔術師――。少年にとってあたり前だった ≪世界≫ が壊れていく!?
※本電子書籍は、『ボクのセカイをまもるヒト』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
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