あらすじある日、上空に現れた異次元の存在、<未知なるもの>。 それに呼応して、白く有害な不定形生物<プーニー>が出現、無尽蔵に増殖して地球を呑み込もうとする。 少女、相川聖子は、着実に滅亡へと近づく世界を見つめながら、特異体質を活かして人命救助を続けていた。 だが、最大規模の危機に直面し、人々を救うため、最後の賭けに出ることを決意する。 世界の終わりを巡り、いくつもの思いが交錯する。壮大で美しい幻想群像劇。