グランドスラム最多優勝記録保持者であり、数々の成功を収めてきたロジャー・フェデラー。
美しいスタイルで、洗練されたプレーを見せることも人気の理由のひとつだが、
勝利数や獲得賞金などの実績だけを見るならば、ほかにもトップとされる選手は多数いる。
その圧倒的な名声、世界中から愛される理由は別のところにある。
ファンだけでなく、ライバルたちからも愛されてしまう「人間的な魅力」は、
果たしてそれはどう培われたのか。素顔のフェデラーとは?
短気だった10代の頃、プロテニス史上最高の天才としての輝ける日々、
ひとりの息子、夫、父親としての側面、自身の天性を司るマネージャー、
多くのインスピレーションを与える存在、戦略家、圧倒的勝者、敗者としての一面……
テニスの枠を超えたアスリート、そして人間のお手本であるフェデラーの
さまざまな側面にふれ、その実像を描き出したのが本書。
・称賛を集めながらも、おごらず、謙虚であり続ける
・敗北や挫折が重なっても決して屈しない
・年を重ねても好奇心を持ち続ける
などなど、フェデラーの流儀と哲学が凝縮されている。
これらはテニス(スポーツ)だけではなく、ビジネスや人生における成功にも不可欠なもの。
本書に掲載している20の物語から、数々の教訓と成功のレシピが得られるだろう。
最終章には「フェデラーから学べる10のこと」も収録!