昨日の自分と今日の自分も違うのに「人と違ってたらどうしよう…」とか悩む必要なくない?
ポジティブ論が止まらない19歳・総フォロワー60万人(2020年12月時点)の佐藤そるとの初エッセイ。
【本文より】
わいの地元は福島県郡山市。小学3年生の頃、東日本大震災があって世間は大変な騒ぎ。住んでいた場所が流されることもなく、身近にいる人が亡くなることもなかった。でも、そのあと福島県では原発の問題が発生。健康被害を心配する友だちの両親は引っ越しという選択をする人も少なくなくて、仲良くしてた友だちは見事に福島からいなくなってしまった。
違うグループに入ってみようと思ったこともあったけど、「なんでコイツ話しかけてくんの?」みたいな空気感が漂ってきてその瞬間から、自分のためにも友だちの輪は広げておこうって思ったんだよね。いじめられたわけじゃないし、単純に「あなたは違うグループの人ね」って思われていただけ。それでもね、やっぱりひとりは辛かった。
【構成】
第1章 生まれたことすら、自分の気まぐれ
第2章 みんなと違う時代を切り抜いて生きてる
第3章 お金に自分の幸せを振り回されてたまるか
第4章 思い出のマンゴータピオカに救われて
第5章 生きてる以上嫌われるのが当たり前