Q.「ディズニーランド」と聞いて何を思い浮かべる?
Q.人の話を聞くとき、メモをとるかとらないか?
Q.「これをやったらあなたは成長できるよ」と「これをやったら仲間に貢献できるよ」では、どちらがやる気になる?
…どれも自分にとっては「当たり前」の答えがある問いばかりだが、チームで答えを出し合ってみると、驚くほど様々な結果が出てくるはずだ。
「人の話を聞くとき、メモをとらないなんてありえない!」と思ったリーダーは、要注意。
なぜなら人間には、「目で見た情報を優先する視覚優位タイプ」もいれば、「耳で聞いた情報を優先する聴覚優位タイプ」もいるからだ。メモをとらない部下はいい加減なのではなく、あなたの話をしっかり受け止め聞き漏らすまいとしている「聴覚優位タイプ」かもしれない。
自分と人は、違って当たり前。そんなことはわかっていると多くの人がいうものの、リーダーがメンバーと接するシーンでは、この「当たり前」がすっかり抜け落ちていることが多い。
優れたリーダーが「やれ」と言わずに人を動かせるのは、「自分と相手の違い」を徹底的に利用しているからだ。
マイルールを押し付けるのではなく、相手のマイルールを知ろうとする。そして、相手への働きかけを変えていく。
5つのギャップを知ることで、命令なしでどんな部下でも伸ばせるメソッドを説く。
第1章 感覚のギャップに注目→相手との距離が一気に縮まる
第2章 言葉のギャップに注目→メンバーを伸ばす「伝え方」がわかる
第3章 意識のギャップに注目→コミュニケーションの「すれ違い」を防ぐ
第4章 期待のギャップに注目→メンバーのパフォーマンスが劇的に上がる
第5章 目標のギャップに注目→「正しい」目標設定でモチベーションを引き上げる