【執筆参加者】荒木 浩、前川志織、木場貴俊、金水 敏、芦津かおり、井上章一、永井久美子、佐々木高弘、佐野明子、青木 然、山口記弘、深谷 大、近藤和都、江口久美、松井広志、マイケル・エメリック、久留島元【目次】序 〈キャラクター〉と〈世界〉の大衆文化史第1部 〈キャラクター〉とはなにか第一章 《キャラクター》と《人格》について第二章 ヤマト・ハムレット七変化コラム1 キャラクターと翻訳の可能性第2部 美人というキャラクター第三章 美貌の歴史と美術の歴史第四章 「世界三大美女」言説と戦後日本の美人観――小町とヘレネの交代から考える第五章 「キャラクター」としての麗子――画家・岸田劉生の《麗子像》連作から第3部 伝承世界とキャラクター第六章 「シン・ゴジラ」の世界観――キャラクター化された「荒ぶる神」と神話の世界第七章 空から獣が落ちてきた――雷獣攷第八章 タヌキと戦争―日本のアニメ文化における伝承世界の展開コラム2 是害坊の近世受容――転生する天狗説話第4部 絵と芸能とキャラクター第九章 小林清親『百撰百笑』における清国人像第十章 時代劇ヒーローキャラクターの芸能史第十一章 歌舞伎とジャニーズ――形を変えて生き続ける文化伝統第5部 モダンカルチャー・プロジェクション第十二章 「ヤマト」から「ガンダム」へのメディア史――「記憶すべきもの」と「記憶する人々」第十三章 グループアイドルの世界観共有と補完――BiS・BiSHを対象として第十四章 ビデオゲームのキャラクターと世界――「スパロボ」と「サガ」シリーズから考える※本電子書籍は電子書籍化にあたり、権利の都合上、歌詞の一部を掲載しておりません。