海の上で煌々と輝く姿から「炬島(ともしびじま)」とも呼ばれる海上研究都市『龍宮』。今夜は、そんな島から灯りが消える。流星群観測の催しが行われるためである。島を訪れていた小学生の八重樫フリオもイベントを楽しみにする一人。一方、研究所にいる雫も自分に懐くラウラに誘われて流星群観測に参加しようとするが、その時、富士桜市長から連絡が。「ネブラが、君の研究に興味があるらしい」――その報せを受け、雫は市長にある決意を伝えるのだった……。
『デュラララ!!』『バッカーノ!』の成田良悟が放つ究極の“サメ”エンタテインメント小説第3弾!