父代わりだった高齢の夫を亡くし、19歳で独りになったロゼッタ。
ある日、レオと名乗る青年が使用人として押しかけてくる。
年下とは思えない、少し強引で世話焼きな彼と過ごすうち、色あせた日常は変わっていき……。
レオに心惹かれながら、謎に包まれた彼の素顔が気になるロゼッタ。
ある事件でそれは疑念へと変わり!?
「違う。俺は平気で人を殺せる。あんただって」
その献身は嘘か、真実か――私だけの従僕との危険なロマンス!
電子書籍の巻末には、想いが通じあった後のロゼッタとレオの書き下ろしエピソード「やきもち」を特別収録!