本好きの孤独な少年アキラは、放課後の図書館で不思議な少年エイジと出会う。
彼はこの学校にまつわる怪談や奇妙な噂について調べていた。
エイジと仲よくなったアキラは彼の調査を手伝い始め、ある日クラスメイトのユミからトイレの幽霊を確かめる肝試しに誘われて行くことに。
しかし、そこにいたのは幽霊ではなかった。
「テケリ・リ」
聞こえてきたのはおぞましい怪物の鳴き声。
それはまさに恐ろしい『異界』からの呼び声だった。
その日からアキラは名状しがたき邪神たちと、黒い魔導書を持つエイジの物語に巻き込まれていくのだった。