あらすじオメガである唐沢は、通常甘い香りであるはずのフェロモンが辛い匂いをしている。そのおかげで周囲にオメガであることを悟られず、ベータのふりをして友人の奄美、木嶋とのんびりした高校生活を楽しんでいた。だが、ある日の帰り道、アルファである奄美が「運命の番」に片思いをしていることを知る。しかも番相手はそのことに気がついておらず、じっくりと親交を深めている最中なのだという。唐沢は奄美の片思い相手を想像し、なぜか胸がざわつき…?