あらすじ【電子書籍限定短編】喜びも悲しみも分かち合う、そんな人生は自分にはいらない──1人になりたくて本を読む高坂は、行きつけの洋食屋で、自分と同じように本を開いている青年に出会う。身体の渇きを癒すように一夜限りの関係を持った数年後、高坂は、思いがけず青年と再会するが……? 人生という名の長い航路は、きっとそこへ辿り着くためにある。深く青く胸を打つ、純愛の物語。