福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2017年度版。鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)それでも人は恋をする~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。福井県出身の桂美人さんが特別審査員を務めています。◆近松賞 「漆掻きの本懐」 西村一江 ◆優秀賞「漆を繋ぐ」 朝川圭子 「父の小さな恋人」 浅野憲治 「冬薔薇」 穐山定文 ◆佳 作「しのぶれど音に出でにけりわが恋は」 中内慈子「びいどろ風鈴」 東灘卓哉 「冬の向こう」 秋田恵子 「ふわり」 山本陽子 「わたしの好きな、橙」 十川秋 ◆松平昌親賞「送られることのないラブレター」 守屋佑香