既刊(1巻)

八月のひかり

作者:
出版社:
-
1,400
 小学校五年生の美貴は、二年生の弟・勇希と、体の弱いお母さんとの三人暮らし。お父さんは離婚したのでいない。勇希はもうお父さんのことを憶えていないようだ。  母子家庭の美貴の家は貧しくて、猛暑の八月だというのにエアコンをつけることもできない。お風呂にも入れず、学校のプール開放でシャワーを浴びることにしている。そして毎日食べるのはキャベツばかり。塩味、マヨネーズ味、カレー味……スーパーのレジで働く母のかわりに、美貴は毎日キャベツを料理して、勇希と二人で食べている。夏休みは給食がないのでつらい。 「どうしてこんな毎日なの? だれのせいなの?」  美貴の問いに、あなたは答えることができますか?  いま大きな問題となっている「子どもの貧困」を、子どもの視点から描いた問題作。
1,400
八月のひかり

八月のひかり

1,400

八月のひかりの他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

八月のひかりの作品情報

あらすじ

 小学校五年生の美貴は、二年生の弟・勇希と、体の弱いお母さんとの三人暮らし。お父さんは離婚したのでいない。勇希はもうお父さんのことを憶えていないようだ。  母子家庭の美貴の家は貧しくて、猛暑の八月だというのにエアコンをつけることもできない。お風呂にも入れず、学校のプール開放でシャワーを浴びることにしている。そして毎日食べるのはキャベツばかり。塩味、マヨネーズ味、カレー味……スーパーのレジで働く母のかわりに、美貴は毎日キャベツを料理して、勇希と二人で食べている。夏休みは給食がないのでつらい。 「どうしてこんな毎日なの? だれのせいなの?」  美貴の問いに、あなたは答えることができますか?  いま大きな問題となっている「子どもの貧困」を、子どもの視点から描いた問題作。

八月のひかりのレビュー

まだレビューはありません。