α一族の後継者として育った律は、17歳の時にヒートが起こりΩであることが発覚。以来、「Ωの姫」として和平のため敵対関係にあった獣人のαに嫁ぐことが決まり、花嫁修業に励む。だが結婚式当日に現れたのはお隣の大狼家の若様・亜威だった。律がもふもふに弱いことを知る亜威は「しっぽとミミからでいい。俺を好きになってくれ」と請うが、律は想いを素直に伝えられない。更に自身が亜威の『運命の番』でないことが追い打ちをかける。だが嫁いでから初めて律にヒートが訪れ・・・?
【電子特別版】水瀬結月先生書き下ろしショートストーリーは、甘々な二人の様子を描いた後日談! 「スマホ忘れたら愛しのΩお嫁様が職場に持ってきてくれました 」を電子版だけに特別収録!