あらすじ【電子書籍限定短編】「先輩、俺とつき合って」。同僚の友成に告白されてから一年、桐生が返事を保留し続けているにもかかわらず、友成は忠犬のように桐生のそばを離れない。そんなある雨の日の帰り道、桐生は、薄暗い路地の隅にいた易者に、友成を指して言われる。「あの男性、前世で飼っていたあなたの犬ですよね」――桐生と友成が巡りあうのは前世の因縁? それとも、現世の恋のため……?