あらすじ突如、激しい大地震に襲われた「町」。 新興住宅地の道路が遮断され、十五軒の家が完全に孤立した。 日が暮れ、月も星もない完全な闇が町を支配する。 閉鎖された極限状況の中、人々の精神状態は悪化していく。 その闇の中で、人間ではない何かが人々を狙っている。 一人、また一人、犠牲者が……。 極限化の人間の恐怖、混乱、死、そして強さを、 サスペンス色豊かに描くパニック小説の傑作。