「きみが欲しい……真紀の、血が」
「はい……って、え?」
優秀な社員だけが集められている海外営業部への異動辞令を受けた真紀。
しかも営業部エースの浦戸が自分の営業パートナーにと、真紀を指名したという。
クールで八重歯がキュートなイケメンハーフの浦戸先輩は全女子社員の憧れの的。
そんな彼に指名され大喜びで部署を異動するが、浦戸の秘密と抜擢の理由を知ってしまい大困惑。
じつは浦戸先輩は実年齢百数十歳の吸血鬼で、真紀は浦戸の好みの血の持ち主で…って、え?
浦戸が欲しいのは、真紀の事務の能力でも、恋愛的なLOVEでもなくてまさかの『血』。
吸血鬼とのラブコメディ。吸血関係はじめます!?