異世界に召喚されたアラフォー料理人・斉藤剛は、その料理の腕を活かして屋台を営業しながら旅をすることに。
次にツヨシ達が訪れたのは春の気候の町サハル。ツヨシが作る異世界の食べ物に惹かれて、次々にお客が訪れる。そのなかには、いろいろな事情を持つ客もいて──?
モンスターに畑を荒らされて困り果てた村人、売れなくなったパン屋を助けたい少年に、何を食べてもまずいとしか言わなくなった娘を笑顔にしたい婦人。
「俺の飯を食ってよ、美味いって言ってもらえるのがうれしくてな」
ツヨシの作る美味しい料理と人情に、異世界の人たちが癒されていく。
じんわり心温まる、異世界屋台グルメファンタジー、第二幕も営業開始!