叙爵の準備をしながら、魔物討伐部隊相談役の務めをこなす魔導具師のダリヤ。彼女が打合せのために王城を訪れると、部隊に魔羊捕獲の緊急要請が入る。今回の任務にそう危険はない、安心したダリヤはヴォルフと叙爵の前祝いを約束しながら別れた。しかし、ヴォルフ達の遠征中に飛び込んできたのは、かつて甚大な被害をもたらした魔物「九頭大蛇」出現の急報だった。ヴォルフと二度と会えないことへの恐怖で、ただ呆然とするダリヤ。そんな彼女に、王都で出陣を控えるグラートは祈るように言葉をかける。「ロセッティ男爵に乞う。何があっても――どうか、折れないでくれ」祈りを受けたダリヤの応えは――?魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、絶望の淵から光を紡ぐ第十四弾、開幕!




