あらすじ知の巨人・松岡正剛氏の読書録「千夜千冊」をテーマごとにまとめた文庫化シリーズ。24巻目となる『電子の社会』では、我々の生活とすでに切っても切り離せないデジタル・デバイスとインターネットについて語る。早くからオンラインで編集学校を開校してきた著者によるデジタル論で、読者層との親和性も高い。ますます高度情報化する社会の様相を、著者独自の視点で分析する。