松岡正剛がこれまで読んできた世界名作文学から24作品を厳選。
むかし読んだ名作古典を大人になって読み返す。
ページをめくれば、物語世界への扉が開かれる。
ホメロスの語りから物語が生まれ、物語を記した言葉は各国語の基礎となり、女の物語を描くことが近代文学を準備した。
ギリシア古典からロシア文学まで世界文学の道しるべとなる名作を辿る。
〈登場する24作品〉
ホメーロス『オデュッセイアー』
ソポクレス 『オイディプス王』
ダンテ・アリギエーリ『神曲』
ジョヴァンニ・ボッカチオ『デカメロン』
フランソワ・ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』
ジェフリー・チョーサー『カンタベリー物語』
ウィリアム・シェイクスピア『リア王』
ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
ダニエル・デフォー『モル・フランダーズ』
ジョナサン・スウィフト『ガリヴァ旅行記』
シャルル・ペロー『長靴をはいた猫』
アベ・プレヴォー 『マノン・レスコー』
メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』
プロスペル・メリメ『カルメン』
ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』
エミール・ゾラ『居酒屋』
ギイ・ド・モーパッサン『女の一生』
スタンダール『赤と黒』
ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』
アレクサンドル・プーシキン『スペードの女王』
ニコライ・ゴーゴリ『外套』
フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
レフ・トルストイ『アンナ・カレーニナ』