夏の話ね。
わたし海でおぼれちゃって。
すぐに陸に向かおうと必死に手足をバタつかさせたの。
しばらくがんばってたら「あれ?」って思った。
気付いたら、もう足が着いてたの!
いつのまにかそこまで移動してたみたい。
あの時はホントにこわかった。もうダメだって思ったもん。
もちろん涙はこぼれなかったけどね。
――このお話には、超こわ~い真実がかくれている。きみは、その恐怖の真実に気づけたかな?
一見何でもないお話なのに、意味がわかるとゾッとしちゃう!
大人気『本当はこわい話』第2巻!
※このあらすじの真実は本の中で確認してね。 【小学中級から ★★】