あらすじ愛知県豊橋市の名門・悠悠館高校に、ある日「世直し ええじゃないか」と書かれたお札が届いた。悠悠館に通う行彦は、誰が何のためにお札を送ったのか考えるが、一向に分からない。実は江戸時代のええじゃないかは、ここ豊橋に降ったお札がきっかけで各地に広まったものだった。行彦の同級生・小枝子は、自分たちの手で現代版ええじゃないかをやろうと提案、ええじゃないかは新しい時代のキーワードなのだ。しかし、動き始めた高校生たちを妨害する人物が現れた……。時代の変革のエネルギーになる子供たちの活躍を描く青春小説。