あらすじ高校球界ではよく「決勝は甲子園に呼ばれた方が勝つ」と言われる。では、甲子園は何をもって勝者を選んでいるのだろうか? それを探るべく、地方大会決勝に勝った監督に加え、敗れた方の監督にも現場で起きていたことを聞き、現場で起きていたことを克明に再現する。采配の真意から、練習してきた内容、そして決勝前夜のチーム事情まで――。圧倒的に有利に立っていたチームが勝てなかった5試合について、奇跡が起きた理由を明らかにする!【取り上げる主な試合】9回に8点差を逆転した石川大会決勝「小松大谷vs星稜」/9回に4点差を追いついた福島大会決勝「日大東北vs聖光学院」/“悲劇のチーム・霞ヶ浦”にとって最大のチャンスとされた茨城大会決勝「藤代vs霞ヶ浦」など5試合を掲載(ここにあげた3試合はいずれも2014年夏のもの)。