あらすじ庶民の娯楽として親しまれた春画。見どころはなんといっても独特の性愛描写ですが、作品に記された「書入れ」「詞書」を読むことで、「描かれている男女は夫婦? 恋人? それとも不倫?」「どうして秘め事の現場に子供がいるの?」といった疑問も解消できるとともに、現代のポルノとは一線を画した、江戸時代の「性を楽しむ」おおらかさに触れることができます。「書入れ」「詞書」の翻刻と現代語訳を付した本書で、江戸時代の人々と同じ目線で春画の世界をより深く楽しもう!