晴れて希美と付き合うことになった僕、芦屋優太。少しずつ二人のこれからの思い出を作っていこうとしていたのだけど、僕の意図していないタイミングでの早送り能力が発動してしまう。
気づけばクラスの風紀委員、柊木美月の制服盗難疑惑が僕にかけられていた!
どうして僕がそんなことを!?
さらには一緒に風紀委員をすることになっていたり柊木に希美との関係を否定されてしまったりと、僕の日常は変わってしまった……
僕の知らないうちに一体、何が起きたのか、全てを知るために僕は動き出した。
他でもない、希美との未来のために――
「一人じゃ意味がないんだ。希美と同じ場所にいて同じ時間を過ごさないと」
第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!
【電子特典!書き下ろし短編「希美×優太」付き】