あらすじ帝都シムルグの騒乱は加速する。 傀儡と化した第二皇子ノイマンの謀反。第一公女ステイシアの謀略。 帝国権力を操るジェイドは、復讐の業火に身を焦がす。 “背教者”サラの最期の地を訪れたウィンを襲う魔の手。 創世神アナスタシア、竜王フィアンド、破壊神ノアレ……。 すべての歯車が、ゆっくりと、たしかに動き始める。 「私にとって、最強であるべきはウィン・バード、ただ一人」